桜湯
上京区俵屋町456


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16:30〜24:00 
月曜日定休
中型銭湯  
番台式 
 駐車場なし
(近隣コインパーキングあり)
 410円(サウナ込み)

愛いやつ、近う寄れ

上京区には桜湯が2軒ありますが、こちらは河原町丸太町の交差点の近くにある方。
門構えがしゃれてます。
夜行くと、ちょっと変わった小料理屋のようにもみえる。
一体どんな風呂屋なのだろう、と期待しながら暖簾をくぐったのですが、これがなかなか個性的な一店で、色々工夫を凝らすところはやはり外観からして違うのだなあ、と納得した次第。
とりあえず脱衣所は年季がはいってます。
籐籠もロッカーも相当に使い込まれてます。
脱衣所の窓からは表の通りに面した庭が見えて、なにやら微笑ましい感じ。
庭園じゃなくて、小ぶりな個人宅の庭、って感じなのがいい。
背伸びしてない様子が可愛らしい。
浴室は部分的に改装。
感心したのは、改装してない部分と改装した部分があまり違和感なく融合していること。
普通は改装してない部分が妙に浮いて見えたりするするもんなんですが、こちらの場合、それがない。
タイルの色使いや配色の問題なのかもしれませんが、最初からこうだった、といわれれば納得してしまいそう。
改装をとり仕切った人が恐ろしくハイセンスだったのか、たぐいまれな偶然なのか、どちらかでしょう。
目をひくのは中央の湯船にせり出すようにして設けられた大きな水槽。
多分鯉だと思うのですが、小ぶりなのが悠々と泳いでます。
金魚が成長したやつも一匹いるな。
遊湯にも水槽はありますが、あれほど高級感はなく、どことなく庶民的。
でもそれがよろしい。
風呂に漬かりながら金魚、ってなんだか楽しいじゃないですか。
水槽の下に湯口が二箇所設けてあり、最初は一瞬水槽の水が漏れてるのか、と錯覚するが、そんなはずはなく、ああこれは上手な遊び心だなあ、と感心。
あと目立つのはスケルトンなサウナか。
全面ガラス張りのサウナ、ってどこかにあったような気もするが、珍しいことは確か。
マットを持ち込んで座る形式なんですが、このマットがやたらでかい。
赤ん坊を寝かしておけるぐらいの大きさ。
なんだかクスクス笑ってしまう。
サウナの横に設置してあるシャワーに「立ちシャワー」と書いてあるのも実に味があります。
うまく表現できませんが、なんというか全体的に「愛いやつ」って感じなんですね。
どこが?と問われればその根拠を明確に提示できませんが、妙に愛らしい印象を私は持ちました。
私が入浴した10時台はノーゲストでしたが、こんなコケティッシュな銭湯になぜ人が居ないのか、理解に苦しむ。
目を楽しませるささやかな工夫や、店の作りがいちいち琴線に触れた一店。
個人的には名店。
確実にまた行きます。
   


 2012.8入浴

約10ヶ月ぶりの入浴。
特に大きく変わってませんが、今回、何故か熱くてサウナに座れなかった。
この熱さゆえの巨大マットか、と前回の疑問に納得したわけですが、
それでもなお熱い。
あと、水槽の魚が減った気がするんですが、気のせい?

2013.6入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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