野天もくもくの湯 伊賀の里もくもく手作りファーム 
伊賀市西湯舟3609


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平日13:00〜22:00 
土日祝11:00〜22:00
1〜3/11 水曜日定休
3/12〜11/30 第2水曜日定休
8月、12月は無休
日帰り温泉施設
フロント式 
 駐車場あり
 サウナなし
 全日800円(木曜日半額)

日常と隔絶した立体的露天が魅力

もくもくファームという、農園とかレストランとか食育とか、あんまり詳しくはよくわからないのですが、そのあたりがすべてごっちゃになったネイチャーテーマパークみたいな施設の中にある浴場です。
厳密に言うと施設入り口の横に併設されている、と言うのが正解ですが。
もくもくファームの中に入ると入場料が発生するので、間違って入ってしまわないように。
それはそれで動物とも触れ合えて楽しめるかもしれんが。
しかしまあ、迷った。
久しぶりにさんざん道に迷いました。
いや、それほどわかりにくい場所にあるわけではないのですが、そもそも京都方面から行く場合、素直に163号線を通らずに、宇治田原をぬけて307号線から行ったのが間違いだったわけで。
ホームページを見ると775号線を曲がるように書かれているのも軽いトラップ。
標識は49号線と表示してるし。
307号線から422号線を経由し、途中、まあ一応県道だか、国道みたいだろうし大丈夫だろう、と50号線を抜けていこうとしたのが最初の失敗。
いきなり車一台分がギリギリの山中獣道。
しまった、と思ったときにはもう引き返せない状態。
対向車がきたら完全にアウト。
慎重にハンドルを操作しながら早くこの悪路から脱出させてくれ、と手に汗じっとり。
右へ左へとうねうねと時速30キロぐらいで暗闇の中をヘッドライトだけを頼りに進む。
これ、事故ったらJAFにどう説明して来てもらえばいいのか、などど考えながら、前方のカーブに神経を尖らせていると5メートルほど先に道をふさぐなにか小山のようなものが。
思わず大きく息を吸い込む。
猪ですやん。
あわててブレーキを踏み込む。
陽もどっぷりくれた夜8時、猪と山中で対峙。
これであわてない人が居たらお目にかかりたい。
あたしゃ猟の経験もなければ、奈良の鹿以外に野生動物と見つめ合ったこともない。
完全にパニック。
何をどうしたらいいのか頭が真っ白。
多分見つめあっていたのは数秒だと思うのですが、猪がフン、と鼻を鳴らし左の雑木林に消えていくまで生きた心地がしませんでした。
命の危険を覚悟した。
もう完全に風呂めぐりのウェブサイトに書き記すような内容じゃなくなってます、すいません。
高鳴る心臓に落ち着けと言い聞かせながら、再び遭遇することのないことを祈りながらゆっくり発進。
ちなみにその5分後ぐらいに逃げていく鹿とも遭遇しました。
ここはいったいどこだ。
三重県じゃないのか。
結局50号線をなんとか抜けたあとも、やはり動揺してたのか曲がる道を間違えて、再び悪路に悩まされながら気づいたら滋賀県栗東。
ひたすら脱力。
その日はもうあきらめて別の風呂に行きました。
再チャレンジしたのがその1週間後ぐらいだったのですが、今度は25号線側から行ったにもかかわらず、どこで曲がったらいいのか標識が発見できず、49号線を通り過ぎてしまいタイムアウト。
軽く挫けかけた。
ちょっと気持ち的に嫌になってその後1月ほど間が空き、やっと入浴できたのが昨日という訳です。
長い道のりであった。
422号線を直進、674号線を49号線で左折し、道の駅を目印に右折が正解。
なぜこんなにも手間取ったのか自分でもさっぱりわかりません。
なにか私をもくもくへ行かせまいとする力でも働いていたとしか思えぬ。
それがなんなのか知りませんが。
さて肝心の浴場ですが、なかなか立派です。
温泉旅館風の外観、入り口横には足湯もあり。
店内も雰囲気作りに腐心していることが伺えます。
なぜかあちこちに「みつを」風の手書きの注意書きが貼ってあり、どこかユーモラスな印象を受けます。
内湯はドーム状に円形。
木桶に木の風呂椅子と秘湯風の演出。
なかなかインパクトがあったのが露天風呂で、なにか意図があったのか、単にスペースの問題か、斜面に湯船を三つ分散して配置してあり、予想外に長い石段が上へと続いており、これはフルチンでうろうろしていい場所なのか、と少し不安になります。
森の中に点在する天然温泉状態。
浴槽もなかなか凝っていて巨大な岩石をくりぬいたかのような形状。
ざぶりと湯に漬かりふと空を見上げると木々の間からぽっかりと半月が。
これはなかなか都会では味わえない風情であることは確か。
泉質はナトリウム塩化物泉とのことですが、赤茶けた色をしているのは源泉風呂だけで他は無色透明。
なにかろ過処理をしているのかもしれません。
残念だったのはこれだけの規模でサウナがなかったこと。
温泉だけで勝負、と言うことなのでしょうが、立地の不便さから考えるとサウナ、水風呂なしはなかなか強気だと思う。
決して悪くはありませんが、塩化物泉自体がさほど珍しいものではないだけになかなか遠方からリピーターが、というのは難しいように思いました。
もくもくファームこみで楽しむのが正解かもしれません。
清潔感もあり、質の高い浴場であることは確か。
   




となりの足湯


みつを

 2013.12入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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