呉竹湯
伏見区銀座町3丁目315


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16:00〜23:00 
水曜日定休
中型銭湯  
番台式 
 駐車場なし
(近隣コインパーキングあり)
 410円(サウナ込み)

ミネラル湯浴泉を本当に味わいたいあなたへ

東洋科学研究所、というと銭湯ファンの間ではおなじみの、実態のつかめぬ謎の研究所として有名ですが、その能書きが未だ浴室の壁に燦然と輝いているのがこちらの銭湯。
思わずほくそ笑んでしまったよ、私は。
もちろんミネラル湯浴泉。
ま、ミネラル湯浴泉自体はあちこちの銭湯の看板でよく見かけるわけですが。
でも実際に入浴してみて、はて、どのあたりにミネラルが、と思うことはよくあるわけです。
湯の色が違うわけでなし、なにか沈めてあるわけでなし。
看板だけが改装の後も残されたまま、というのが大半の真相でしょうが、これまた街の銭湯ならではのギミック、と解せぬまま帰途に着く人も少なくなかったはずだ。
さて今回、そんな腑に落ちぬ思いを抱き続けてきたあなたに朗報です。
こちらの銭湯の湯船をご覧ください。
ばっちり沈んでますよ。
なんだかよくわからない金属の箱が。
ジェットバスに4個、深風呂には3個と大盤振る舞い。
あたしゃ軽く感動した。
おおこれこそがミネラル湯泉浴のミネラル湯の元か、と。
鉱石なのか粉末なのか、その中身は全くの謎ですが、初めてそれらしきものを見た驚きの方が大きい。
ともあれ、看板を掲げた以上、相応の取り組みはする、という姿勢が気にいった。
完全に思い込みかもしれませんが、なんだかお湯がまろやかに感じられたりもする。
うまく表現できませんがラムネの原料を溶かし込んだような。
なんだそりゃ。
いや、でもそれがいい感じなんですよ。
浴室自体は昔ながらのレトロさで、サウナの窓ガラスにはヒビなんかも入っていたりするのですが、部分的に改装はされている様子。
特に目をひくのが、湯船から湯船にオーバーフローしてお湯が流れていく仕組み。
枚方でよく見かける構図ですが京都市では珍しい。
基点は壁に取り付けられた庇状の石組みの内側にあり、そこから壁をざんざか伝ってお湯がジェットバスへ、さらに浅風呂へ、と巡るようになっているんですな。
これはなんだか無条件に楽しい。
シャワーの勢いがいささか貧弱なのが珠に瑕ですが、レトロな銭湯を愛する方々にはオススメの一店。
お湯はややぬるめ。
貴重な銭湯かもしれません。
   


 2012.8入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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