金閣寺湯
北区衣笠北天神森町


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14:00〜25:00 
月曜日定休
中型銭湯  
フロント式 
 駐車場あり
 店内全面禁煙
 410円(サウナ込み)

温泉とミステリアスな野外休憩スペースの2丁拳銃

子供の頃、初めてはいった近所の風呂屋を除けば、成人してから初めてはいった銭湯は、多分この金閣寺湯だったように記憶する。
単純に当時金閣寺湯の近所に住んでいた、というのと、借りていたアパートに簡易シャワーしかなかった、というのが私を銭湯に向かわせた理由だが、それもかれこれ20年以上前になりますか。
その時はまさかこんなサイトを立ち上げることになるなんて、想像すらしてなかったよなあ。
長い間ご無沙汰をしていたわけですが、向かう道中が自身の過去をさかのぼる旅のようで、すでにノスタルジー。
気分は見知らぬレトロ銭湯を来訪する感覚。
こういうサイトを運営していなければ、北区衣笠に用事なんて特にないものなあ。
私が最後に金閣寺湯にはいった時は設備や内装がそろそろくたびれ始めていましたが、さて、あれからどう変わっているのか。
まさか更なる老朽化はしていまい、と付近の信号で停まった際、50メートルほど遠方から店の看板が見えて、仰天した。
天然温泉になってるじゃないか!
これは掘削したということか?
しかも店の前には駐車場が。
結構大規模な改装、改変があったようです。
私の記憶では駐車場のあった場所は以前はロビーだったように思う。
違ったかな?
ロビーのスペースが狭くなった、ということではと思うのですが、あまり自信なし。
脱衣所、浴室もすっかりきれい。
今更ながらこんなに広い店だったんだ、と感嘆。
あちこち他の店を巡ってみて初めて見えてくることもあるもので。
占有面積だけ考えれば大型銭湯といっていいかもしれません。
脱衣所で服を脱ぎながらふと目をやると、温泉は天翔の湯大門からの運び湯である、との表記が壁に。
ああ、そういうことか、と。
ということは塩化物泉。
これはじっくり温まれそう。
湯船の配置は以前と変わっていません。
と、思う。
ラドン湯がなくなってるぐらいか。
珍しいな、と思ったのは炭酸ガス風呂。
下京区の大正湯桜湯でしか見たことがありません。
湯に溶けた二酸化炭素を取り込むことで血管を広げ、負担なく血行を良くするらしいですが、温泉も満喫、炭酸風呂も満喫ということになるとのぼせてしまうのではないか、とちと心配。
大丈夫か、これ、と思ったのがジェット風呂。
体育座りに近い体勢ではいるのですが、半端じゃなくジェットが強い。
問題は人が出たあとの水位にあって、大人一人分の体積の水があふれ出た分、ジェットがむき出しになり、あらぬ方向に湯を噴射。
なんのイリュージョンか、と。
あまりに景気が良すぎる水芸に本気で笑ってしまった。
仰天したのが打たせ湯と水風呂の間の通路を潜り抜けた先に設けられている野外のスペース。
結構な広さを有しつつも置かれているのは数個のビーチチェアと無骨な鉄棒。
一体なんなんだこの空間は、と。
まあ、休憩してください、ということなんだろうけど、足元がコンクリの打ちっぱなしっぽい素材で、じゃりじゃりするんですね。
しかし履物は見当たらない。
いいのか、これ?と。
とりあえず私はフルチンで鉄棒にぶら下がってみましたが、恐ろしく滑稽に見えるのでは、と不安になり退散。
以前はこんなスペースはなかったように思う。
新たに設けられた設備にしてはなんだかあまりにもシュールだ。
とりあえず、浴室の広さと大きな湯船は市内でもトップクラスだと思います。
温泉や炭酸ガス風呂という独自性もある。
そこに少し隙を見せるように、野外休憩スペースというミステリアスな演出も加味。
文句なしです。
確実に以前より進化を遂げていると思うし、他店にはないものがあると思う。
私が北区から引っ越してからここまで化けるのはずるい、と思わされた帰り道でした。
蛇足ですが、以前はよく小型室内犬がロビーをうろうろしてましたが、奴はまだ生きてるのだろうか。
   


 2012.9入浴

約10ヶ月ぶりの入浴。
ああやっぱりここは改装してよくなったなあ、と再度実感。
常連らしき話好きなおっちゃんがいて、銭湯では自己の内面にインナートリップ
するのを常とする私にしては珍しく浴室で話しこんでしまいました。
「昔はこんなんと違てんで」
「知ってます。私昔近所に住んでましてん」
「あら、そうかいな」
たまにはこういうのも良いですな。

2013.7入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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