樫田温泉
高槻市田能的谷2


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11:00〜21:00 
火曜日定休
山荘の浴場施設 
フロント式 
 駐車場あり
 サウナなし
 全日700円

山深く秘湯風

大阪府森林組合が経営する高槻森林観光センター内にある浴場施設。
ホームページを見ると独立しているように思えますが、実際は宿泊施設である槻の郷荘の中にあります。
入浴受付も槻の郷荘のフロントで。
とりあえず山の中です。
外灯ひとつない真っ暗な山道をS字カーブの連続にあわててハンドルを切りながら延々のぼっていかねばなりません。
私が行ったのは2月の夜でしたが、途中凍結注意の看板が。
ちらりと電光掲示板に目をやると−2℃の表示。
いや、街中はさっきまで6℃だったのになぜ突然−2℃?といぶかしみながらも、先ほどから窓の外では小雪がちらつき、道路が絶好のコンディションを整えつつあることに著しく恐怖する。
風呂行くのに命がけか。
山水館へ行くほどではないが、ちょっと気軽にひとっ風呂浴びに、というルートではないことだけは確か。
これもうほとんど亀岡じゃないのか?道を間違えたか?もしやつぶれたなんてことは・・と思い始めた頃に右手に「歓迎高槻森林観光センター」のアーチが登場。
ほっと一安心。
街中から実は15分ほどしか走ってないのだが、なんだか手のひらはじっとりだ。
風呂に入るにはちょうどよいってか。
フロントで料金を払ってうねうねと館内を進む。
しばらくいくと男、女と書かれた暖簾が。
脱衣所はいかにも温泉旅館風でロッカー不在。
かわりに貴重品をいれるための鍵付き小物入れがあります。
浴室は想像していたより小型。
京都の中型銭湯ぐらいの規模か。
一切タイルが使われておらず、山から直接切り出したような巨石や石板ですべての内装、装飾がまかなわれてます。
私が感心したのは湯船に給湯する湯口で、奈良の酒船石のような形状をした石組みからお湯が滴り落ちてるんですな。
これは大胆かつ非常にセンスある試みだと思います。
露天がこれまた圧巻。
目の前に広がるのは深山。
黒々とした闇の中に木々がうっそうと生い茂っていて、なんだか怖くなってくるほど。
猪とか闊歩してても全然おかしくないロケーション。
夜なので、よけいにそう思うのかもしれませんが空気の濃さに圧倒される感じ。
ま、設備的にはシンプル極まりないといって良いですし、この料金でサウナも水風呂もないというのはどういうことか、と思わなくもないですが、なんだか雰囲気作りのうまさにしてやられてしまった、というのはあります。
ある意味で集客にあえぐ街中の銭湯が生き残るためのヒントがここにはある、といえるかもしれません。
お湯はぬるめ。
最初はアルカリ性単純温泉かな、と思っていたのですが、特に泉質に関する記載はなし。
街中の銭湯のように普通に地下水なのかもしれません。
私はちょっと固いかな、と思った。
普段使いの銭湯として利用するのは立地的に無理があると思いますが、なにかのついでにたまに利用する分には気分転換になって良いかもしれません。
   


 2013.2入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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