花園新温泉
奈良市花園町13


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12:30〜23:30 
8のつく日定休
小型銭湯  
番台式 
 駐車場あり
 サウナなし
 380円

レトロでうらぶれてはいるが不思議に活気あり

外観からして年季が入ってますが、店内も同様色濃く昭和の残滓が。
浴室内も老朽化は隠せません。
磨り減ったタイルに変色してしまったあれこれ、補修の痕跡はありますが、月日の流れは残酷、と言ったところでしょうか。
目をひくのは浴室奥のタイル絵で、なぜか高台から見た入り江がモチーフ。
しかもこれを囲むのが本物の岩板で、額縁が岩で作られたタイル絵は始めて遭遇しました。
私がとまどったのは洗い場のシャワー。
ハンドル不在。
どうやってお湯を出せばいいのか見当もつかない。
こういうときに限って他のお客さんは誰もシャワーを使っていないんですな。
まさか感応式、などということはあるまい、としばらくあれこれ観察していたのですが、さっぱりわからない。
ひょっとすると何か配管に不具合でもあってシャワーはあえて使用できないようになっているのかも、とあきらめて湯船へ。
まあ、古い銭湯は何でもありだしなあ、今日はカランのお湯で済ますか、などと思いながらぼーっと他のお客さんの背中をながめつつ湯を編んでいると、ついに1人のお客さんの手がシャワーへ。
え、お湯出るの?と、その手先を凝視していると、おっさんはやにわにシャワーヘッドをむんずとつかみ、まるでパチンコのハンドルをひねるかのようにヘッドを右回転させるではないですか。
シャワー噴出。
いや、驚いた。
まさかヘッドそのものが蛇口の開閉部になっているとは、予想だにしませんでした。
それにしても720度回転式ハンドルといい、奈良は珍品シャワーの宝庫か。
これだけ銭湯を巡ってもまだ見ぬ一品に出会うのだから銭湯界奥深し。
ちなみにお湯はミネラル温浴泉。
何も沈んではいませんが、肌当たりがいいのは確かです。
サウナ、水風呂不在で大きくアピールできるものは設備的にはありませんが、不思議にお客さんが入っていて、番台のばあちゃんも元気に接客してたのが好印象でした。
駐車場は店の隣の店舗に接した4台。
一番奥は月極なので停めないように。
余談ですが深風呂には絶滅危惧種であるヘルスバーあり。
もちろん現役。
あと料金ですが、なぜか380円。
不利を料金面でリカバー、ということか。
   


 2013.12入浴

20時半から京都の銭湯を巡る

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