源氏の湯
宇治市大久保町大竹52


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10:00〜25:00
無休
スーパー銭湯
フロントで下足箱の鍵とロッカーの鍵を交換
 駐車場あり
 全日1000円

塩化物泉大盤振る舞い

13年9月にオープンしたスーパー銭湯。
建物が69号線に面していないので、夜行くとうっかり通り過ぎてしまうかもしれません。
スーパー銭湯であることを指し示すネオンは何故か隣のガソリンスタンドの価格表の上に設置してあり、一瞬どこから車で進入すればいいのか迷います。
施設そのものはさほど大きくはありません。
近隣のスーパー銭湯と比べても小さい方。
館内は派手な色使いを排して、地方の温泉旅館風の雰囲気。
上方温泉一休ほたるの湯と同じベクトル。
浴室もさほど広くはありません。
混んでくるとちょっと辛いかも。
内風呂の天井を見上げると大きな丸太をずどんと通した梁が組んであり、古い倉庫だか蔵だかの中にいるよう。
最近新しくできるスーパー銭湯はこの手の演出が多い。
まあ、無難なんでしょうなあ。
浴室内の設備は多様性に富んでいる、というより必要最小限を整えた印象で、あれこれ楽しんでください、というより、しっぽり温泉を満喫してください、といった方向性。
私が軽く驚いたのはジェットバス、打たせ湯等がないこと。
これはなかなか大胆だと思う。
しかしその手のマシン不在を補って余りあるのが露天の巨大な温泉でしょうな。
京都府下に塩化物泉が湧いている銭湯はいくつかありますが、そのどこよりも湯船は大きく作られています。
軽く20人以上は入れる。
なかなかの大盤振る舞いだと思います。
毎分何リットルの湧出量なのか知りませんが、府下の温泉を謳う銭湯(単純温泉を除く)がどこも大きな湯船では提供をしていないの鑑みるに、きっとこれ、維持管理が大変なのではないだろうか、と思うわけです。
いや詳しくは知りませんが。
つぼ湯まで塩化物泉なのは感心した。
さらに私をぐっとひきつけたのは内湯の炭酸泉。
最近ではあちこちで見かけるようになった炭酸泉ですが、こちらの炭酸泉、私がこれまで巡った銭湯の中でも屈指の濃度。
恐ろしく気泡が体に付着します。
付着しすぎてなんだかもう暖かいのか肌寒いのかわからなくなってくるほど。
これはなんとも気持ちが良い。
内湯の一角を薬湯にするのではなく、あえて高濃度炭酸泉にするとはなかなか目利きが居るな、と一人ほくそ笑んだりした。
秘かに温泉に準ずるセールスポイントだと思います。
また、浅風呂、深風呂できちんと温度差が設けてあるのにも感心しました。
スーパー銭湯では、ほぼこの手の試みはなされてません。
のんべんだらりと41〜2度で統一、というのがセオリーですが、こちらはきっちり深風呂43℃をマーク。
熱さでぐっと身がひきしまる思い。
なんだこれ、思ったよりいいじゃないか、と。
限られたスペース、限られた設備で、温泉のみに依存せず、私のような小うるさい客をも納得させるための工夫が見受けられる一店だと思いました。
1時間を越えて居座ってしまった。
あとは料金か。
近隣の銭湯、スーパー銭湯が軒並みサウナ込み500円ではいれる環境下にあって、さて1000円、というのはどうだろう、と。
倍ですしね。
温泉や食事処に価値を見出せるかどうかだと思いますが、複合施設としての楽しみ方を求める客にとっては微妙かもしれない、と思いました。
ちなみに私が行ったのはオープンから3日目の金曜日の夜遅くですが、オープンしたばかりの割にはあまりお客さんが多くないのも気になった。
個人的には結構気にいったので繁盛してもらいたいところですが・・・。
街中の銭湯の割にはお湯があまり塩素臭くなく、肌あたりが良い、と思ったのを最後に付け加えておきます。
   

 

 2013.9入浴

 

20時半から京都の銭湯を巡る

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