船岡温泉
北区紫野南船岡町82-1


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15:00〜25:00(日祝8:00〜) 
無休
大型銭湯  
フロント式 
 駐車場あり
 館内全面禁煙
 410円(サウナ込み)


向かって左側の浴室の見取り図です。
古さと新しさの折衝点が鮮やかなコントラストをなす

銭湯ファンのみならず、京都市内では非常に有名な銭湯。
20年ほど前に近隣に住んでいたので、ちょくちょく通ってましたが、当時はそんな有名な銭湯とはつゆ知らず、門構えは恐ろしく立派だが、脱衣所はなんだか古臭くてぼろいなあ、などと不遜なことを思っておりました。
天井近くを囲む恐ろしく年季のはいった芸術的欄間の見事さとか全然眼に入ってなかった。
浴室と脱衣所の間に存在する庭園も、こういう小細工はどこの銭湯にもあるもの、と思っておりました。
大間違いもはなはだしいわけですが。
そもそも夜遅く行っていたのであまりちゃんと見えてない、というのもありましたが。
ましてや通路を彩るマジョリカタイルなんて、ケバいな、程度にしか思ってなかったわけで、本当に若くて無知であることって、嫌だ。
今回実に久しぶりに入浴したんですが、ああ、変わらないなあ、と。
歳月が施設をくたびれさせてません。
きちんとメンテナンスされてるんでしょうな。
ここが凄いのは、時代に磨かれて価値を生ずるに至った「古い」ものと、現代的に改装された「新しい」浴室がバランスよく並び立っていること。
新旧融合とでもいうか。
その白眉が露天に設けられた檜風呂で、これ、夜は夜で幻想的でいいんですが、朝風呂で一度はいってみてください、と私はお勧めしたい。
季節は冬が良いか。
小雪とかちらついていると完璧。
桃源郷です。
魂が抜けていきます。
男湯と女湯が日替わりで入れ替わるので、今回は残念ながら露天に檜風呂がある方にはいれませんでしたが。
それにしても相変わらず大繁盛。
人、人、人。
水風呂なんてコントか、といいたくなるぐらい人がたかってる。
ああ、そういえばこの混雑ぶりに嫌気がさして当時はだんだん行かなくなったんだよなあ、と変なことを思い出したりもした。
ま、時間をずらせばいいだけの話なんでしょうけれど。
若い頃ってそういう融通が利かないもので。
学生がけっこうな比率で来てましたが、若い人にはここのよさはわからんと思うがなあ、と身勝手に思ったりも。
今回気づいたこととして、サウナに水道が設置されてるのが秀逸、と感じました。
意外と重宝。
あとは高温深風呂ですが、昔はすごく熱く感じたんですけれど、今はいると、なんだこれ43℃あるかないかぐらいじゃないか、と。
主たる湯船は多分41℃ぐらいしかないと思う。
そこが物足りない人もいるかもしれない。
広さがある上、歴史を感じさせる建物で風情があり、さらに設備も充実、と並みの銭湯や中途半端なスーパー銭湯では太刀打ちできない強豪ですが、突き詰めるならやはり、もうちょっとすいてたらいいのに、ってところでしょうか。
お店からしたらすいてきたら困るわけで、こいつはなにを言ってるんだ、ってな話でしょうが。
知らない人は一度はいってみる価値は充分あります。
   


 2012.8入浴

 

20時半から京都の銭湯を巡る

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