戎湯
中京区壬生中川町6の1


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15:00〜21:30
水曜日定休
中型銭湯  
番台式 
 駐車場なし
(近隣コインパーキングあり)
 店内禁煙
 410円(サウナ込み)

波打ち際で入浴

私はずっとこちらの銭湯の屋号を「戒湯」だと思っておりました。
いったいなにを「戒め」られるのか、と。
正座してこんこんと説教されたりするのか、と。
いやいやまさかまさか。
なんにせよあまり穏やかではないわなあ、とか思っていたら「戒」ではなく「戎」だよ、と知人から指摘。
「えびす湯」が正解。
ああ、恥ずかしい。
普通に考えて「いましめ湯」なんてあるわけがないじゃないか、と。
しかし「えびす」といえば「蛭子」「恵比寿」であって「戎」を「えびす」と読むとはついぞ知りませんでした。
あなた知ってましたか?
私だけ?
まあいいんですが。
こじんまりした銭湯ですが、店内はきれいにされてます。
ああ、ここは常連さんに依存するのではなく、きちんと多くの人にアピールできる銭湯作りを心がけているなあ、というのが第一印象。
わかれば別にいいだろう的な、チープな手作り感、雑駁さを極力排除している様子。
浴室内もさりげなく凝ってます。
正面の壁に青いタイルで大胆に描かれた模様は滝なのか岩壁なのか。
計算が見えてこず、なにやらアーティスティックにも感じます。
足元のタイルのデザインも独特。
よく見ると模様のあるタイルとないタイルがあり、全体を俯瞰すると波打ち際に立っているように見えてくるんですな。
これはお見事。
お湯も43℃くらいはあってちょうど良し。
なぜこれであまりお客さんが入ってないのかが不思議。
似たり寄ったりの銭湯が多い中、デザイン性で先んじようとする意思が見えてくる一店だと思います。
この方向性でいくなら、まだまだ工夫の余地はあるとは思いますが、現状でも相応に差別化は図れているように思えるので、これで22時閉店はもったいないと思う次第。
隠れた名店的趣。
一度は入ってみる価値があると思います。
ちなみに私がはいったのは閉店間際だったのですが、私が出たあと、ご主人が小型の高圧洗浄器をもって掃除に入られたのが印象的でした。
そうか銭湯ももうデッキブラシの時代ではないのだ、と一人妙なことに感心して帰路につきました。
   


 2012.10入浴

 

20時半から京都の銭湯を巡る

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