あがりゃんせ
滋賀県大津市苗鹿3丁目9-5


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10:00〜25:00
無休
スーパー銭湯  
フロントで下足箱の鍵を認証
 大型駐車場あり
 平日1650円 土日祝1850円

2種類の源泉と広大なリラクゼーションスペース

11年ごろ、一度入ったことがあったのですが、料金の高さに辟易してそのまま疎遠に。
その後、12年7月に大規模な改装があった、と聞き、今回再び入浴を決心。
平日の夜に西大津バイパスをぶっとばしてきました。
意外に近いです。
道が混んでなければ京都市内から30〜40分ぐらいか。
で、料金ですが、改装後さらに値上がりしてます。
確か以前は1300円程度だったと思う。
現在、間違いなく京都、滋賀では最高値。
デフレの加速が止まらぬ時代に何たる強気か、天一の木村社長。
ベッキーの横で笑ってるだけのとぼけたオヤジかと思いきや。
いったい街の銭湯何回分なんだ、と。
計算するのも怖いわ。
つまるところ、普通に考えて銭湯数回分の満足感が得られなければ駄目だ、ということなわけです。
さていかがなものか。
入館して下足箱の鍵を閉めると、その鍵がそのままロッカーの鍵になります。
これは以前も思ったが、複数の鍵を管理しなくてよいのでなかなか良いシステム。
ただ下足箱の鍵の番号とロッカーの鍵の番号は一致していません。
下足箱の鍵をフロントでスキャンして初めてロッカーの番号がわかる、という仕組み。
管理する鍵の一元化はすばらしいが、ちょっとまどろっこしかったりもする。
え、ロッカー何番だったっけ、と入浴中に忘れてしまうケースもあるだろう。
ま、そのためのロッカー番号確認端末が脱衣所には据えてあるのですが、こうなってくると鍵の一元化のためにかえってあれこれややこしくなってしまっているような気もしなくはない。
コスト的にはどうなんだろう。
わかりません。
フロントで料金を払うと館内着とバスタオル、タオルを貸してくれる。
とりあえず館内は後回しにするとして、浴室へ。
以前も思ったがロッカーとロッカーの間のスペースが狭い。
着替えにくいです。
それは改装後も改善されておらず。
かつて陶板浴のスペースがあった場所がとりこわされて脱衣ロッカーが増殖してました。
脱衣所のトータルな規模自体は大きくなった、ということか。
浴室内湯の印象は以前とさほど変わらず。
スーパー銭湯の中でもどちらかといえば狭いほう。
炭酸風呂が変わり湯になっていて残念。
これで露天が以前と同じではちょっと問題があるぞ、と思っていたら、やはりそこは運営側も意識していたのか、驚きの巨大化。
私が以前、一番気になっていたのは露天が料金の割には貧相すぎる、と感じられたことで、そこを見事に改善。
開店休業中だったジュースバーも撤去、代わりに自販機が設置され、より琵琶湖に接近するように奥行きができた。
奥へ進んでいくと、なくなった、と思っていた炭酸風呂が登場。
これですよ、これこれ。
実に気持ちがよろしい。
どうやら内湯と露天で色々お湯の種類は変わるようです。
露天から琵琶湖が一望できるのかどうかは暗くてよく確認できませんでしたが、あれこれ雰囲気作りに趣向を凝らしてあり、ああこれなら充分だ、と思える空間性がありました。
2種類の温泉を併用して利用しているのもすばらしい。
アルカリ性単純温泉とナトリウム塩化物泉、さほど温度は高くないのにこれがやたら効くんです。
私が効く、と実感できた温泉は、滋賀県南部ではこことニューびわこだけ。
設備的にはさほど凝ったものはなく、お湯と見せ方で勝負、というベクトルだと思いますが、ここまでで私の勘定では800円〜1200円ぐらい。
後数百円をどう補填しているのか、それを見極めるべく館内着に着替えて館内をうろつくことにする。
とりあえず恐ろしく広いです。
増設された岩盤浴コーナーに伴って、テレビ付リクライナーは倍増、さらにファミリースパやエステ、マッサージなども登場。
漫画に数台のパソコンもあり、のんびりしようと思えば軽く半日ぐらいは時間をつぶせそう。
多くの人があがりゃんせを快適だと感じるのは、これらの設備を館内着のまま大半が無料で利用できて、いつでも再入浴可であることに拠る部分が大きいように私は思います。
温泉旅館に宿泊して浴衣でうろうろしてるような気分になれるんですな。
リクライナーからはいつでも琵琶湖が一望、という空間設計もよく計算されていると思う。
私は普段、浴室以外にスーパー銭湯の施設でゆっくりする、というようなことは全くないのですが、初めてマッサージチェアで肩をもんでもらったりなぞして、ああこれはこれで気持ちがよい、などと思ってしまった。
見事術中にはまる。
さてこれで1650円、高いか安いか。
私の結論としては、浴室のみの利用コース、もしくは1時間コース(1000円ぐらいで)があって、源泉かけ流しな湯船がひとつでもあればそれなりに妥当か、という気もしました。
ロビーのあり方等考えるなら、入浴後館内でここまでリラックスできる施設はまれなように思います。
別に畳にごろ寝で充分、という人はまた別か、とは思いますが。
京都滋賀の尺度で考えるから高いと思うわけで、似たような施設、たとえばスパワールドだと2700円、大東洋だと2000円ですし、そう考えると安い気もしてくる。
なかなか気に入りました。
確実に以前よりはグレードアップしてるし、たまに来る分には良いと思います。
余談ですが、あがりゃんせのとなりは、京都滋賀の青少年の羨望と憧憬でもっていつの時代も常に語りつづけられた一大風俗街です。
間違えて進入すると大変なことになります。
   


 2013.4入浴



 

20時半から京都の銭湯を巡る

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